2013年4月13日土曜日

シュトゥットガルトからの音楽便り ドイツの名門オーケストラ・シュトゥットガルト放送響+白井圭、川本嘉子、横坂源

平成25年4月11日(木)

48 TWILIGHT CONCERT
シュトゥットガルトからの音楽便り

入場無料

2013年4月11日(木)
開演 18:30 終演 19:40

三井住友銀行本店ビルディング
1階メインエントランスホール

ドイツの名門オーケストラ・シュトゥットガルト放送響のメンバーに、
国内外で活躍する白井圭、川本嘉子、横坂源の強力な仲間たち加わり、
届ける室内楽の醍醐味。

*新国立劇場より大慌てで三井住友銀行本店に。18時30分直前に会場に到着したら凄い混雑。一番後ろにようやく席を確保。かなり立っているお客さんがいたが、流石三井住友銀行。椅子を増設してほぼ全員を着席させた。素晴らしいサービス。
演奏の質は非常に高かった。1曲目の四重奏団も素晴らしかったし、次の七重奏団も最高の出来。なおかつアンコールの曲は打楽器の若い男女2名を加えた10名での最高の演奏で終えた。
こんな質の高い演奏を無料で聴かせてくれている三井住友銀行に感謝。

■曲目■

モーツァルト:オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K.370
Ⅰ.Allegro
Ⅱ.Adagio
Ⅲ.Rondeau:Allegro
(演奏:ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、オーボエ)

ベートーヴェン:七重奏曲 変ホ長調 op.4
Ⅰ.Adagio-Allegro con brio
Ⅱ.Adagio cantabole
Ⅲ.Tempo di menuetto
Ⅳ.Tempo con variazioni:Andante
Ⅴ.Schezo:Allegro molto e vivace
Ⅵ.Andante con moto alla marcia - Presto
(演奏:ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、クラリネット、ファゴット、ホルン)

ーーーアンコールーーー
モーツァルトの曲を一曲
(演奏:出演者8名に打楽器の補助演奏者2名を加えて総勢10名での大演奏)

■演奏者■

・ヴァイオリン:白井 圭
東京藝術大学卒業。文化庁の奨学生としてウィーン国立音楽大学でヨハネス・マイスルらに師事。日本音楽コンクール第2位・増沢賞、ミュンヘン国際音楽コンクール第2位・聴衆賞等、受賞歴多数。ソロ、室内楽、オーケストラ、指揮等、多彩な活動を展開。

・ヴィオラ:川本 嘉子
ジュネーヴ国際音楽コンクール・ヴィオラ部門最高位。1991年、東京都交響楽団入団。99~2002年の退団まで首席奏者。タングルウッド音楽祭、サイトウ・キネン・フェスティバル松本他に出演。アルゲリッチ、バシュメットらと共演。ソロ、室内楽でも活躍。

・チェロ:横坂 源
2002年、全日本ビバホールチェロコンクールで最年少優勝。10年ミュンヘン国際音楽コンクール・チェロ部門第2位等、入賞歴多数。第15回出光音楽賞。第7回齋藤秀雄メモリアル基金賞。第14回ホテルオークラ音楽賞。一流の楽壇、指揮者と共演多数。

・コントラバス:幣 隆太朗
東京藝術大学入学後、2001年に渡独。ヴェルツブルク音楽大学へ。09年、同学マイスタークラスの修了試験に合格。ベルリン国立歌劇場管弦楽団を経て、現在シュトゥットガルト放送交響楽団団員。ソロ、室内楽、音楽祭への参加等、精力的に参加している。

・オーボエ:フィリップ・トーンドゥル
第9回国際オーボエコンクール・軽井沢第2位。第65回ジュネーヴ国際音楽コンクール第3位。第60回ミュンヘン国際音楽コンクール優勝・各賞に輝く。著名楽団との共演や室内楽で活躍。2008年、18歳でシュトゥットガルト放送交響楽団首席奏者に就任。

・クラリネット:ディルク・アルトマン
ハノーファー音楽大学で学ぶ。81年ドイツ青少年音楽コンクール「jugend musiziert」第1位。1983年からベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の研修生(カラヤン・アカデミー)を経て、同団首席奏者に。85年よりシュトゥットガルト放送交響楽団首席奏者。

・ファゴット:ハンノ・ドネヴェーグ
シュトゥットガルト音楽大学を経て、ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学でクラウス・トゥーネマンに学ぶ。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の研修生を経て、2002年シュトゥットガルト放送交響楽団のソロ奏者に。後進の指導にも力を注いでいる。

・ホルン:ヴォルフガング・ヴィプフラー
ケルン音楽大学でエーリッヒ・ベンツェルの奏法を学ぶ。ドルトムントの歌劇場の首席奏者を経て、1988年シュトゥットガルト州立歌劇場に移籍。2004年シュトゥットガルト放送管弦楽団首席奏者。10年よりバイロイト祝祭管弦楽団に首席奏者として参加。
 

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