2013年4月13日土曜日

武井真理子:オルガン サントリーホール オルガン プロムナード コンサート

平成25年4月11日(木)

サントリーホール オルガン プロムナード コンサート

2013年4月11日(木) 12:15 開演
サントリーホール 大ホール

*ノルウェー在住の武井さんのオルガンの演奏を聴く。オルガンの頂点であるバッハと共に武井さんの演奏活動の拠点であるノルウェー、そしてカナダの現代作曲家の作品を取り入れたグローバルなオルガン音楽が楽しめた。

♪ベダード(1950~):第1旋法の組曲
Ⅰ.プラン・ジュ
Ⅱ.ディアログ
Ⅲ.レシ
Ⅳ.グラン・ジュ
(ベダードはカナダ人。フランスのバロック形式を思わせる曲。)

♪スローゲダル(1927~):ノルウェー民謡「神の子としての栄光」による変奏曲
コラール
ソング
笛の響き
ランゲレイク(ノルウェー民族楽器)
喜びの賛美
(スローゲダルは、ノルウェーのクリスチャンサン大聖堂オルガニストであった。自国の民謡に興味を持ち、それらの作品を編曲している。ノルウェー独特のメランコリー、また大自然の風景も反映している。)

♪J.S.バッハ(1685~1750):ファンタジー ト長調 「ピエス・ドルグ」 BWV 572
(この曲は3部分から成り、バロック時代としては非常に珍しい構成。これはバッハがキリスト教の三位一体の概念を象徴的に表していると考えられる。最初の部分を父なる神、荘厳で表情豊かな和音が流れる中間部を神の子、そして最終部分は精霊と見なすことが出来る。)

♪ホーヴランド(1924~2013):トッカータ 「いざやもろびと、神に感謝せよ」
(ホーヴランドはノルウェーの教会音楽において最も重要な現代作曲家の一人。この讃美歌は1973年に作曲。)

■オルガン 武井 真理子 Mariko Takei,organ
1970年、神戸市生まれ。ノルウェーに渡り、オスロのフェルハウグ国際聖書学院大学音楽科でオルガンを学ぶ。2000年国立ベルゲン大学グリーグ音楽院協会音楽科修了、ノルウェー王国音楽監督カントール/オルガニスト国家資格取得。ベルゲン市より奨学金を得て、カースティン・アスケランドのもと02年に同大学院修士号取得。ノルウェー国教会、ベルゲン大聖堂教区、聖マルクスとソルハイム教会の教会音楽監督としてオルガニストを務めつつ(現職)、デンマーク王立音楽院にてハンス・ファギウスに師事。ソリスト・ディプロマを07年に取得。現在はノルウェーを拠点に北欧、アメリカ、日本、ドイツ、スペイン等にて演奏活動を行う。12年、CD『神はわがやぐら』をリリース。ベルゲン・フィル、大聖堂聖歌隊をはじめ、室内楽及びピアノやソロ楽器との共演も行う。ベルゲン在住。
12時45分頃に演奏が終わり
外へ出たら小雨が降っていた
 


 

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