11:45~12:30
朝から天気が良いが、今日も雷雨の恐れがあるとのこと。
東京オペラシティまでゆっくりと歩き、ひとまず近くのマクドナルドでバニラシェイクを飲み、一服する。
11時15分頃東京オペラシティの3階に上り、ランチタイムコンサートの開場を待つ列に並ぶ。相変わらず長い列。11時30分に入場開始。一番前の列の真ん中辺に座る。本当はもう少し後ろの席が良いのだが仕方ないか。
11時45分に開演。
ピアノの平塚洋子さんは、清楚で好感のもてる笑顔。素敵な伴奏者。
メゾソプラノの清水華澄さんが1階の真ん中辺からオペラ『カルメン』より「ハバネラ」を歌いながら登場。目の前に進んできて歌ってくれる。凄い迫力。そういえば昨日の夜も同じ曲を聴いている。
もう一人はテノールの大澤一彰さん。オペラ『トゥーランドット』より「誰も寝てはならぬ」を歌ったが、凄い高音を披露した。
今日の歌い手の二人は二期会創立60周年記念公演のカヴァレリア・ルスティカーナに7月に出演する。宣伝も兼ねての出演だがお蔭で素晴らしい才能を堪能できた。
二期会は60年前に4人で発足したらしいが、いまや2,400人程度に増えているらしい。声楽家も大変な競争をしているのが良くわかる。実力ある歌手の歌を愉しめて幸せだ。
Program
1.オペラ『カルメン』より「ハバネラ」/ビゼー
清水華澄:メゾソプラノ
2.オペラ『トゥーランドット』より「誰も寝てはならぬ」/プッチーニ
大澤一彰:テノール
3.グラナダ/ララ
大澤一彰:テノール
4.オペラ『サムソンとデリラ』より「あなたの声に私の心は開く」/サン=サーンス
清水花澄:メゾソプラノ
5.オペラ『カヴァレリア・ルスティカーナ』より/マスカーニ
「ママも知るとおり」
清水華澄:メゾソプラノ
「間奏曲」
平塚洋子:ピアノ
「この酒は強いね」
大澤一彰:テノール
(アンコール)
タイム トゥ セイ グッバイ/クアラントット
清水華澄:メゾソプラノ、大澤一彰:テノール
Profile
清水華澄 メゾソプラノ
ドラマティックな音色と豊かな音楽性で期待のメゾソプラノ。国立音楽大学および同大学院ならびに新国立劇場オペラ研修所修了。ボローニャに留学。小澤征爾音楽塾では国内外の公演で同氏との共演を度々重ねている。今年1月にはNHKニューイヤーオペラコンサートにも初登場。続く2月の東京二期会『ナブッコ』フェネーナで絶賛されたほか、4月の新国立劇場『オテロ』にはエミーリアで出演。さらに7月の東京二期会『カヴァレリア・ルスティカーナ』(新制作)サントゥッツア役、11月の日生劇場開場50周年記念オペラ『メディア』(2010年2月ウィーン国立歌劇場で世界初演の話題作)にゴラ役で出演が決まっているなど快進撃が期待されている。二期会会員。
大澤一彰 テノール
日本人離れした高音の輝きとドラマチックな歌唱で大注目のテノール。東京藝術大学卒業、ローマにて研鑽。團伊玖磨指揮による日生劇場「夕鶴」与ひょう役でオペラデビュー。第1回ルーマニア国際音楽コンクール声楽部門第1位、併せて全部部門よりグランプリを受賞。2008年には第44回日伊声楽コンコルソ第1位。サントリーホールでの入賞者披露コンサートでは、『清教徒』『連隊の娘』のアリアで、ハイC♯・ハイCを連発して沸かせた。これまでに数々の大舞台で活躍しており、その優れたパフォーマンスは「耳を奪う美声」「豊かな美声を長いブレスで聴かせ、役作りも的確。大柄な身体が舞台映えする」と各誌上で絶賛されている。今年7月の『カヴァレリア・ルスティカーナ』トゥリッドゥ役での出演が二期会オペラデビューとなる。二期会会員。
平塚洋子 ピアノ
東京藝術大学附属音楽高校を経て、同大学器楽科ピアノ専攻卒業。ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院にて白井光子、ハルトムート・ヘル両氏に師事。またライナン・ホフマン氏にも伴奏法を師事する。現在は主に声楽部門での共演ピアニストとして数多くのリサイタルに出演している。現在新国立劇場オペラ研修所講師、二期会ピアニスト、日本オペラ振興会育成部講師、日本声楽家協会ピアニスト。聖徳大学非常勤講師。
コンサートの後は
東京都庁32階食堂で昼食
600円
東京都庁32階から新宿駅方面を望む
我が家の庭の花
小さな虫が止まっている
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