2011年8月22日月曜日

トパゾス弦楽四重奏団 メンデルスゾーン:内なるロマンⅡ

平成23年8月22日(月)

今日も気温が上がらない。朝から雨模様。
先ずは図書館でCDを借りる。
●イマジン・プロジェクト ハービー・ハンコック
●銀巴里セッション 高柳昌行と新世紀音楽研究所
●ボレロ カリーヌ

赤坂も気のせいか秋風で寂しい雰囲気。
お昼前に虎ノ門のJTホールに。

期待の音大生による
アフタヌーンコンサート
Afternoon Concert
2011年8月22日(月)
12:20ー12:50

ーVol.313ー

メンデルスゾーン:内なるロマンⅡ

メンデルスゾーン/弦楽四重奏曲 第4番 ホ短調 Op.44-2

愛知県立芸術大学

トパゾス弦楽四重奏団
波馬朝加 波馬朝光(ヴァイオリン)
樹神有紀(ヴィオラ) 紫竹友梨(チェロ)

JTホール

~出演者からのメッセージ~
私達は愛知県立芸術大学に共に学ぶ仲間です。学年はバラバラですが、お互いにより良い音楽作りを目指し日々切磋琢磨しております。
「期待の音大生によるアフタヌーンコンサート」には、これまでにメンバーの内3人が演奏させていただいた経験があり、またこの素晴らしいホールで演奏させていただく機会に恵まれ、とても嬉しく思います。
今回聴いていただくメンデルスゾーンの弦楽四重奏は、このカルテットを結成した4月から半年あまり勉強してきました。メンデルスゾーンの曲はどの曲も難しくかなり苦戦しましたが、4人で調和し、「内に秘めたロマン」を表現できたら、と思います。

メンデルスゾーン/弦楽四重奏曲 第4番 ホ短調 Op.44-2
メンデルスゾーンの作品44は三曲の弦楽四重奏からなっており、本日演奏する作品44の第2番は、3曲中の一番初めに書かれた曲である。
メンデルスゾーンが比較的好んだホ短調で書かれており、後に同じ調性で作曲された「ヴァイオリン協奏曲」と内容的にも接近したものがある。この曲でメンデルスゾーンは、過去に書いた弦楽四重奏曲(特に第2番 イ短調)で行った事を振り返り、古典的な形式に則った、より緊密で緻密な構成によって器用に整理された作品となっている。情熱的な表現も理性により無駄なくコントロールされ、大人の風格を感じさせる作品である。

PROFILES
Topazos String Quartetto
「トパゾス弦楽四重奏団」の名前は、黄玉トパーズの語源と言われる。“探し求める”という意味のギリシャ語「topazos」という言葉にヒントを得ています。
光や熱により異なる色彩を放つ宝石のように、音楽の持つ様々な側面や感情を表現することが弦楽四重奏(カルテット)の個性とも言えますが、トパゾス弦楽四重奏団は「異なる色を持った4人の奏者で、1つの響きを作り上げる」という一見矛盾しているようにも思える、絶妙なバランスが生むカルテットの美しさを大切にしています。
4人の奏者の異なる個性を活かしながら、常にカルテットとして新しい変化を重ね、「topazos」という言葉のように、1つの響きを探し求めていきたい、そんな気持ちが、大切な要素の1つとなっています。

波馬朝加 はま あさか ヴァイオリン
愛知県立芸術大学大学院音楽研究科博士前期課程2年在学中。

波馬朝光 はま あさみ ヴァイオリン
愛知県立芸術大学3年在学中。

樹神有紀 こだま ゆき ヴィオラ
愛知県立芸術大学4年在学中。

紫竹友梨 しちく ゆり チェロ
愛知県立芸術大学大学院音楽研究科博士前期課程2年在学中。

地方の音大生の高い実力を実感した良い演奏だった。
普段は聴けないのが残念。

コンサート終了後、農林水産省別館の食堂でサンマの塩焼きの定食を食べる。ご飯を中にしたら少し食べ過ぎだったかも知れない。610円。家族で食べに来た人が目についた。

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