2011年8月2日火曜日

日経新聞夕刊「竹中直人さん 14年ぶりアルバム発表」

平成23年8月2日 日本経済新聞夕刊

竹中直人さん 14年ぶりアルバム発表

ずっと歌い続けたい


「音楽仲間を集めて録音した14年ぶりのアルバム「竹中直人のオレンジ気分」を出した。親交の深かった忌野清志郎や加山雄三らのカバー集だ。「気に入った場所で、親しんできた曲を歌えて満足」と言う。
昨年、神奈川県逗子市で開かれた映画祭に招かれ、監督作品を上映。歌も披露したところ、旧知の音楽プロデューサー高木完から「とてもいいですね」と声をかけられたもがアルバム制作のきっかけだった。昨秋、映画祭の会場でもあったカフェ併設の映画館で録音した。「1曲終わるごとに近くの海辺に行って和んだ。緊張したけれど、楽しめた」
RCサクセションが1972年に発表した「忙しいすぎたから」は特に思い入れの強い曲だ。「当時の3人編成のアコースティックなRCが大好きだった。(東京の)国分寺の家賃1万2000円のアパートで、ゴキブリと一緒に昼寝していた学生時代を思い出す」
加山雄三の「恋は紅いバラ」はヒップホップ調のアレンジ。「加山さんが『オレの曲を時代にふさわしく表現してくれてうれしいよ』と言ってくれた」と明かす。「ずっと歌い続けていきたい。でもワンマンライブは体力が持たないから無理ですね」。55歳。

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