2011年8月13日土曜日

有楽町駅ガード下の吉野家で考えたこと

平成23年8月13日(土)

今日も暑い。銀座シャネルで行われるコンサートを聴きにいくため、銀座に出る。手軽に食事をするため有楽町駅ガード下の吉野家に。この店は吉野家の看板店だ。

店に入り、最近売り出した旨辛カレー(+コールスロー)を食べる。8月2日から販売しているらしい。



私が食べ終わるちょっとの時間に3件の注文ミスがあった。
看板店では多すぎると感じた。
私の座った近くの出来ごとで考えようによってはミス率3割にも感じる。
吉野家はどうなっているのだろう。
 
1件目。
私の隣で食べていた青年がお勘定のときに注文票に記載されている味噌汁がまだ来ていないので除いて精算して欲しいと言っている。注文したけれど出されなかったのだろう。
カレーに味噌汁は無いという思い込みがあり、カレーを出すときに忘れたのだろうか?思い込みでのミスとしても注文票の確認をせず商品を客に出すとは。ここは看板店だろうと思いながら自分もカレーを食べる。
2件目。
弁当の注文をした人が自分は牛丼・カレー弁当を頼んだのがカレー弁当になっていると申告。係の女性がすみませんと作りなおした弁当を渡し直した。この時点では女性の接客能力に問題があるのかと思った。
3件目。
また隣の席で牛丼・カレー弁当を頼んだ客が単なるカレー弁当になっているとクレーム。この注文は男性が受けている。

よくよく考えると牛丼・カレーという名前に問題はあるのではと思いつく。
客は最初に牛丼・カレー(弁当)と注文する。すると店員は「こく旨」ですか「旨辛」ですかと確認する。ここで注文端末に入力するときに「こく旨」「旨辛」の入力になってしまうのだろう。

牛丼屋の思い込みが強すぎるのか、この「牛丼・カレー」のネーミングが最悪である。
何故「カレー・牛肉乗せ・こく旨」とか「こく旨・カレー乗せ」とか分かりやすい名前に出来ないのだろう。牛丼に対する思い込みが強すぎ、実際の店でのオペレーションの確認を怠ったのは経営者の完全な失敗だと思う。
「牛丼・カレー」の注文は殆どが正しく受けられていない。
また、「ごく旨」「旨辛」のネーミングも違いが良く分からない。注文もしずらしいし、受ける方も聞き間違えが多いのだろう。極端な話「Aカレー」「Bカレー」や「赤カレー」「青カレー」とかの方が聞き間違えが少ないのでは。
注文ミスによる原価率の低下は致命的と思える。
この実態が上層部に報告されず改善(商品名の見直し)がされなかったら、この商品戦略は失敗するだろう。
原因は経営者の無能だと思う。

せっかく応援している吉野家がこんなにだらしない会社になってしまったのは残念だ。

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