2013年6月8日土曜日

日本フィル公開リハーサル 杉並公会堂にて アレクサンドル・ラザレフ指揮

平成25年6月7日(金)

杉並公会堂に日本フィル公開リハーサルを聴きに行く。

図書館で本を読んでいたが歩き足りない気がして早めに食事をしようかとぶらぶら歩いて杉並公会堂近くのラーメン屋の丸信前前まで。店の前のメニューを見ながらどうしようか考えていてふと左方面を見たら杉並公会堂の前に既に行列が。時計を見ると11日50分頃。
食事をするか、並ぶか少し悩んだが食事は後でも良いと考えて取り敢えず並びことにした。
後で係の人に聞いたら大体60番過ぎだったらしい。後から後から続々と列は長くなる。
12時を過ぎると早めに並んだ人から2階の大ホール入り口前まで誘導される。

12時30分に開場。
今日は、6月8日(土)18:00~第288回横浜定期演奏会(横浜みなとみらいホール)、9日(日)14:30~第205回サンデーコンサート(東京芸術劇場コンサートホール)に向けてのリハーサル。
早くから指揮のアレクサンドル・ラゼレフ(日本フィル首席指揮者)が指揮台のところで準備を始めている。
ラザレフさんは、ロシアを代表する指揮者の一人で、2008年9月から日本フィルの首席指揮者。
13時からリハーサル開始だが、少し前にコンサートミストレルの江口有香さんが登場。
江口さんは、桐朋女子高等学校音楽学校に在学中に、第55回日本音楽コンクールヴァイオリン部門第1位(1986年)。その後渡米し、インディアナ州立大学音楽学部に入学、在学中にワシントン国際コンクール第4位(1991年)。同大学を卒業後、同年パガニーニ国際ヴァイオリンコンクール第3位(1993年)。現在、日本フィルコンサートマスター、トウキョウ・モーツァルト・プレイヤーズコンサートマスター。
今日の曲目は、リムスキー=コルサコフ作曲「交響組曲《シェエラザード》」。
千夜一夜物語の語り手、シェエラザードの物語をテーマとしており、シェエラザードを象徴する独奏ヴァイオリンの主題が全楽章であられる江口さんが大活躍の曲だ。
4つの楽章から成り、第1楽章《海とシンドバッドの船》、第2楽章《カランダール王子の物語》、第3楽章《若い王子と王女》、第4楽章《バグダッドの祭り。海。船は青銅の騎士のある岩で難破。終曲》と続く。
リハーサルは、真剣勝負の気迫のこもった内容だった。ラザレフさんの細かい指摘に楽団員が応える形で、楽章ごとに繰り返し演奏しながら曲を形作っていくプロセスを聴かせ見せてくれた。
あっという間の1時間半。
リハーサルは2時30分頃終了。
満員の観客も満足そうな表情だった。

昼食はタウンセブンの7階のサイゼリヤで。
心をリラックスするため、白ワインをグラスで1杯。ハンバーグランチを食べる。これで600円。デフレの時代がもう少し続いてもいいのにと思う。円安になるとワインが値上がりしそうで心配だ。
今日は円は90円台後半に値上がりし、日経平均は2か月ぶりの安い水準に。

 

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