平成25年9月12日(木)
少し暑いけれど秋らしい天気に
東京藝術大学の音楽学部は
今日から大学院入試で
学生の入構制限が始まっている
奏楽堂前の日陰に開場待ちの客が
今日の奏楽堂
モーニング・コンサート
奏楽堂
モーニング・コンサート
第10回
2013年9月12日(木)
指揮:ダグラス・ボストック
管弦楽:藝大フィルハーモニア
荒川 文吉(オーボエ)
B.マルティヌー:オーボエと小管弦楽のための協奏曲
野田 優子(オルガン)
J.ジョンゲン:協奏交響曲 作品81
11:00~12:05
東京藝術大学奏楽堂
前半
◆荒川 文吉(4年:オーボエ) Bunkichi Arakawa
B.マルティヌー:オーボエと小管弦楽のための協奏曲(演奏時間約17分)
荒川文吉さんは、1992年生まれ、東京都立国立高等学校を経て、現在、東京藝術大学音楽学部4年次在学中。2011年第28回日本管打楽器コンクール入選。
B.マルティヌーは、チェコ生まれ、パリに留学後戦争の影響でアメリカ、ニース、ローマなどを転々として、最後はスイスのバーゼル近郊で亡くなっている。
「オーボエと小管弦楽のための協奏曲」は、1956年にオーストラリアのメルボルンで開催されたオリンピックのために作曲された。マルティヌーが人気の絶頂にいた頃の作品。
7年後の東京オリンピックでは、どんな曲が生まれるのだろうかと想像しながら、素晴らしい演奏を楽しんだ。荒川さんは、最後吹き切ったという満足感溢れる表情だった。
後半
◆野田 優子(修士2年:オルガン) Yuko Noda
J.ジョンゲン:協奏交響曲 作品81(演奏時間約40分)
野田優子さんは、1989年生まれ、東京藝術大学音楽学部器楽科オルガン専攻を卒業、同声会賞を受賞。現在、東京藝術大学大学院音楽研究科オルガン専攻2年に在学中。今秋より、ハンブルク音楽演劇大学大学院(ドイツ)に留学予定。
今日は、目立つ赤の衣裳で登場。
ジョセフ・ジョンゲン(1873-1953)は20世紀初頭のベルギーで、非常に知名度の高い作曲家の一人。新古典主義の堅牢な様式美を基調に、印象主義ならではのまばゆいばかりの色彩感を加えた、重厚感あふれるものとなっている。
《協奏交響曲》は、アメリカのワナメイカー社の巨大オルガンでの演奏を想定して書かれたため、オルガンパートが華麗かつ色彩豊かであり、大編成のオーケストラも輪をかけてダイナミックに響く。
オルガンの協奏曲は、なかなか聴く機会がないので今日は本当に楽しめた。約40分の演奏時間は本当に体力がいるので大変だったのではないか。
終演後は大浦食堂で
日替わり定食
480円
学生よりも一般客が多かった
大浦食堂外観
近くの寛永寺を歩く
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