平成25年9月13日(金)
山田和樹の指揮を楽しみに
杉並公会堂に
想えば
2011年5月12日に
東京藝術大学奏楽堂の
モーニング・コンサートで
颯爽とした指揮ぶりを観た以来
随分長い演奏になりそうだ
日本フィルハーモニー交響楽団
山田和樹
コンチェルト・シリーズ Vol.2
2013年9月13日(金)
19:00~21:25
杉並公会堂大ホール
指揮:山田和樹〔正指揮者〕
東京藝術大学指揮科出身。第51回プザンソン国際指揮者コンクール(2009年)で優勝。現在ベルリン在住。
演奏:日本フィルハーモニー交響楽団
コンサートマスター:扇谷泰朋〔日本フィルコンサートマスター〕
ソロ・チェロ:菊地知也〔日本フィルソロ・チェロ〕
チェロ:山崎伸子
桐朋女子高等学校音楽科、同大学音楽学部卒業。第44回日本音楽コンクール・チェロ部門第1位。現在、東京藝術大学教授。
トロンボーン:藤原功次郎〔日本フィル首席奏者〕
東京藝術大学を首席で卒業。
ピアノ:菊池洋子
東京女子高等学校卒業後、イタリアのイモラ音楽院に留学。2002年第8回モーツァルト国際コンクールにおいて日本人として初めて優勝。ベルリン在住。
*開演前の約20分、山田和樹がこれからの予定を中心に話をした。
本当に忙しい。しかし、どんどん期待されて活躍の場が広がっているのが感じられた。
プログラム
ドヴォルジャーク:序曲 《謝肉祭》 作品92 (約10分)
・・・街を活気づけるカーニヴァルのにぎわいが伝わってくるような素晴らしい演奏。山田和樹の若さが心地良く伝わってきた。
ドヴォルジャーク:チェロ協奏曲 ロ短調 作品104 (約40分)
・・・チェロの山田伸子が素晴らしい演奏。緊張感あふれる素晴らしい演奏だった。
菅野祐悟:トロンボーン協奏曲 《flower》 (約22分)
・・・首席トロンボーン奏者であり、本日のソリストである藤原功次郎が委嘱して2011年12月に初演された菅野祐悟の曲。素晴らしい曲だ。トロンボーンの協奏曲として心に響く感動的な曲。演奏が終わったら藤原功次郎が感涙を隠せず男泣き。山田和樹が客席の菅野祐悟を舞台に呼び寄せ、藤原功次郎と熱い抱擁。素晴らしい曲だ。
● 休憩 15分 ●
ガーシュイン:《アイ・ガット・リズム》 変奏曲 (約9分)
・・・菊池洋子さんは、背が高くスタイルが良い。ジャギーでご機嫌な音楽が続く。魅力的なピアニスト。
アンダーソン:ピアノ協奏曲 ハ長調 (約20分)
・・・1953年に初演されたが、初演から数回だけ演奏されたまま封印されたが、1989年にエリナー未亡人が復活演奏を許可したため、再び日の目を見たらしい。
ハ長調というピュアな響きをベースに、アイデアとウィット満載の曲。
素晴らしかった。
終演は、21時25分頃。
山田和樹の魅力一杯の演奏会だった。
今後も楽しみにしたい。
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