2013年9月27日金曜日

日本フィル杉並公会堂シリーズ2013 第3回 指揮:小林研一郎 ヴァイオリン:城戸かれん

平成25年9月26日(木)

夕方犬の散歩をしてから歩いて杉並公会堂に。
近くで本当に楽だ。
丁度18時30分前に杉並公会堂に着いたら、長い行列が。
1階のトイレは入るのに大変な状況。

席は1階の後ろから2段目。
安いけれど音響が良いので好きな席だ。
近くには藝高の生徒らしき若者が。

日本フィルは杉並公会堂がホームグラウンド。
小林研一郎さんの指揮ぶりは、公開リハーサルでは良く聴いているが本演奏会では久しぶり。

1曲目はブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番を地元杉並区民の城戸かれんさんのソロで。
正直ブルッフ(1838-1920)はあまり知らなかったが、この1番は古今のヴァイオリン協奏曲のなかでも最も数多く演奏される人気曲の1つとして特に有名らしい。
ロマンティックで親しみやすい旋律と、ヴァイオリンの名人芸的テクニックが楽しめることが、魅力らしい。
19歳の城戸かれんさんの熱演を応援しながら楽しんだ。
小林さんも城戸さんを盛り上げる指揮ぶりだった。
演奏終了後、城戸さんが挨拶。
まだ若いのでこれからの成長が楽しみ。同じ杉並区民として応援していきたい。

休憩後は、チャイコフスキーの交響曲第4番。小林さんも暗譜で指揮。ちなみに城戸さんが初めて杉並公会堂でコンサートを聴いたときが、同じ日本フィルの小林さん指揮でチャイコフスキーの交響曲第4番だったとのこと。偶然とはいえ素晴らしい。

引き込まれるような情熱的な指揮ぶりにだんだん心を動かされ最後の大円団に。
大感動だった。

アンコールは、ブラームスのハンガリー舞曲第5番。
素晴らしかった。気持ち良く歩いて家に帰る。

日本フィル杉並公会堂シリーズ2013 第3回

2013.9.26(木)
19:00開演
杉並公会堂大ホール

Program

ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調
作品26(約24分)*

ーーー休憩(約15分)ーーー

チャイコフスキー:交響曲第4番 ヘ短調
作品36(44分)

(アンコール)
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番

指揮:小林研一郎(日本フィル桂冠指揮者)

ヴァイオリン:城戸かれん*

コンサートマスター:扇谷秦朋(日本フィル・ソロ・コンサートマスター)

ソロ・チェロ:菊地知也(日本フィル・ソロ・チェロ)

日本フィルハーモニー交響楽団

Profile

■小林研一郎[日本フィル桂冠指揮者]
東京藝術大学作曲科および指揮科を卒業。第1回ブダペスト国際指揮者コンクール第1位、特別賞受賞。
現在、ハンガリー国立フィル、日本フィルおよび名古屋フィルの桂冠指揮者、読響の特別客演指揮者、九響の首席客演指揮者、東京藝術大学、東京音楽大学およびリスト音楽院名誉教授などを務める。
2012年7月より東京文化会館音楽監督に就任。

■城戸かれん[ヴァイオリン]
1994年生まれ。第79回日本音楽コンクール第2位、翌年第80回、第3位。
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学1年在学中。

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