平成25年10月9日(水)
溜池山王から初台まで
地下鉄の乗り換えを間違えたり
手間取ってしまった
(本当は国会議事堂駅から乗りたかったのに
永田町駅から乗ってしまった)
秋らしい花が飾られている
新国立劇場で
14時からオペラ『リゴレット』
ヴェルディ生誕200周年のハイライトを飾る「リゴレット」新制作。
醜い道化師リゴレット、純真な娘ジルダ、放蕩者マントヴァ公爵を軸に繰りひろげられる、愛、呪い、そして復讐の悲劇。
「女心の歌」「慕わしい人の名は」「悪魔め、鬼め!」など数々の名アリア、重唱で彩られている。
歌手陣は、
・ミラノ・スカラ座、ウィーン国立歌劇場などで活躍するイタリア人バリトンのヴラトーニャ
・美貌と美声を兼ね備えたゴルシュノヴァ
・2011年「椿姫」の好演が記憶に新しいキム
ドイツの鬼才アンドレアス・クリーゲンブルクによる新制作。現代のホテルを舞台に描いている。
道化師として生きるしかないリゴレットの怒りと悲しみ。とても過激な物語。
ホテルとは、豪華で優雅な気分を味わえる非日常の空間であり、宿泊者にとっては束の間の“自分の城”。一方で、見ず知らずのさまざまな社会的階層の人たちが、数百とある客室に滞在する、巨大な匿名の集団。マントヴァ公爵らが富と権力に物を言わせている、リゴレットと娘ジルタはホームレスのようにホテルの屋上で生活している。
下着姿(ブラジャーとパンティー姿)の女性たちが多くの場面で登場するなどドッキリする演出も多い。
色々考えることの多い演出だった。
リゴレットのマルコ・ヴラトーニャ、ジルダのエレナ・ゴルシュノヴァ、マントヴァ公爵のウーキュン・キムの主役3人はそれぞれ輝いていた。ウーキュン・キムは流石の歌声。
〔新制作〕
ヴェルディ
リゴレット
全3幕/イタリア語上演/字幕付
原作 ヴィクトル・ユゴー
台本 フランチェスコ・マリア・ピアーヴェ
作曲 ジュゼッペ・ヴェルディ
2013年10月9日(水) 14:00~
指揮:ピエトロ・リッツォ
演出:アンドレアス・クリーゲンブルク
美術:ハラルド・トァー
衣裳:ターニャ・ホフマン
照明:シュテファン・ボリガー
振付:ツェンタ・ヘルテル
合唱指揮:三澤洋史
音楽ヘッドコーチ:石坂宏
舞台監督:村田健輔
合唱:新国立劇場合唱団
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
芸術監督:尾高忠明
リィゴレット:マルコ・ヴラトーニャ
ジルダ:エレナ・ゴルシュノヴァ
マントヴァ公爵:ウーキャン・キム
スパラフチーネ:妻屋秀和
マッダレーナ:山下牧子
モンテローネ伯:谷友博
ジョヴァンナ:与田朝子
マルッロ:成田博之
ボルサ:加茂下稔
チェブラーノ伯爵:小林由樹
チェブラーノ伯爵夫人:佐藤路子
小姓:前川依子
牢番:三戸大久
カヴァー:
成田博之(リゴレット)
光岡暁恵(ジルダ)
村上敏明(マントヴァ公爵)
ジョン・ハオ(スパラフチーレ)
中島郁子(マッダレーナ)
小林由樹(モンテローネ伯爵)
鈴木涼子(ジョヴァンナ)
高橋洋介(マルッロ)
二階谷洋介(ボルサ)
龍進一郎(チェブラーノ伯爵)
龍三佳代(チェブラーノ伯爵夫人)
山田育子(小姓)
藤山仁志(牢番)
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