2012年1月6日金曜日

新春邦楽コンサート ~箏と尺八の音色~ JTホール 期待の音大生によるアフタヌーンコンサート

平成24年1月6日(金)

風もなく暖かい散歩日和。
虎ノ門で邦楽の素晴らしさを堪能。
素敵な演奏だった。

期待の音大生によるアフタヌーンコンサート

2012年1月6日(金)
12:20~12:50

ーVol.322ー

新春邦楽コンサート
~箏と尺八の音色~

「春の海」「鹿の遠音」「さくら変奏曲」

東京藝術大学

日原暢子、安嶋三保子、福田恭子(箏)
福田大輔(尺八)

プログラムノート

『春の海』 日原[箏] 福田[尺八]
昭和4年(1929年)宮城道雄作曲。作曲者が瀬戸内海を船で旅した時の印象を、箏と尺八の二重奏にまとめた標題音楽でsる。
【演奏時間 約7分】

福田大輔さんが尺八について説明。
1曲目の尺八は1尺6寸、2曲目の尺八は1尺8寸。音色の違いを楽しんでくださいとのこと。

『鹿の遠音』 福田[尺八]
琴古流本曲の一曲で、尺八古典本曲の一つとしても有名。二人の奏者の同じながさの尺八による掛け合いで奏されることが多いが、一人でも奏される。(本日は、一人で)
【演奏時間 約8分】
・・・良い演奏の印か、いびきをかいていた男性が(笑)

安嶋三保子さんが、箏の説明を。今日は本絹の弦なので良い音色を楽しんで欲しい。
福田恭子さんが、17絃の説明を。
生田流の爪も紹介を。

『さくら変奏曲』 安嶋[一箏] 日原[二箏] 福田[十七絃]
大正12年(1923年)宮城道雄作曲。この曲は西洋音楽にある「変奏曲」という概念をはじめて邦楽に取り入れた作品であり、音域の異なる箏によるはじめての三重奏形式の合奏曲であるという点が日本音楽史上特筆すべきことであるといえよう。第一箏がさまざまな箏の技法を用いて技巧的な変奏をおこない、第二箏と十七絃は主題の保持と伴奏で通している。
【演奏時間 約7分】

プロフィール
東京藝術大学
◇日原暢子:ひはら ようこ(箏)
2006年、東京藝術大学邦楽科生田流箏曲専攻卒業。学内にてアカンサス音楽賞と同声会賞を受賞し、同声会新人演奏に出演。2008年桐朋芸術短期大学日本音楽専攻科修了。翌年、同短大研修生修了。現在、東京藝術大学邦楽科教育研究助手。

◇安嶋三保子:あじま みほこ(箏)
東京藝術大学大学院修士1年在学中。宮城社教師。

◇福田恭子:ふくだ やすこ(箏)
東京藝術大学大学院修士課程1年在学中。

◇福田大輔:ふくだ だいすけ(尺八)
明治大学文学部文学科卒業。NHK邦楽技能者育成会第51期卒業。東京藝術大学音楽学部邦楽科尺八専攻卒業。東京藝術大学大学院修士課程2年在学中。

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