2013年8月2日金曜日

納涼スペシャル 《灼熱の香り~弦楽五重奏で聴く、夏の情景》 東京文化会館 モーニングコンサート

平成25年8月1日(木)

雨上がりで蒸し暑い
東京文化会館へ
 

東京文化会館
モーニングコンサート

納涼スペシャル
《灼熱の香り~弦楽五重奏で聴く、夏の情景》

2013年8月1日(木) 11:00-12:00
東京文化会館 小ホール

当日券の20枚も売り切れ。満員の観客。瀧村依里さんに期待して前売券を早くから購入していた。
力強い演奏と対照的に声がソプラノでやさしい話し方。魅力一杯。

出演:
瀧村 依里(第1ヴァイオリン)
TAKIMURA Eri,1st’Violin
*第3回東京音楽コンクール弦楽部門第1位

小関 郁(第2ヴァイオリン)
KOSEKI Humi,2nd’Violin
*第7回東京音楽コンクール弦楽部門入選

冨田 大輔(ヴィオラ)
TOMITA Daisuke,Viola

伊藤 文嗣(チェロ)
ITO Fumitsugu,Cello

高橋 洋太(コントラバス)
TAKAHASHI Yota,Contrabass

PROGRAM

モーツァルト(1756-1791):
ディヴェルティメント ヘ長調 K138
  第1楽章 Allegro 第2楽章 Andante 第3楽章 Presto

ヴィヴァルディ(1678-1741):
ヴァイオリン協奏曲集「四季」より“夏” ト短調 op.8-2,RV315
  第1楽章 Allegro non molto 第2楽章 Adagio 第3楽章 Presto

ドヴォルザーク(1841-1904):
弦楽五重奏曲第2番 ト長調 op.77より
  第1楽章 Allegro con fuoco

ガーシュイン(1898-1937):
『ポーギーとベス』より“サマータイム”

ピアソラ(1921-1992):
「ブエノスアイレスの四季」より“ブエノスアイレスの夏”

(アンコール)
アンダーソン:
ジャズ・ピッチカート

アンダーソン:
ジャズ・レガート




瀧村さんワールドにすっかり魅了される。
特に後半の選曲にこれからの彼女の意欲を強く感じた。
期待してこれからも注目したい。

PROFILE

瀧村 依里(第1ヴァイオリン) TAKIMURA Eri,1st’Violin
*第3回東京音楽コンクール弦楽部門第1位
神戸市出身。第54回全日本学生音楽コンクール、第3回東京音楽コンクール、第8回フォーバルスカラシップ・ストラディヴァリウスコンクール、第77回日本音楽コンクールなど国内主要コンクールにて優勝。数多くのオーケストラと共演、各地でソロリサイタルおよび室内楽演奏会を開催するほか、(財)地域創造公共ホール音楽活性化事業登録アーティストとして積極的なアウトリーチ活動を展開している。東京藝術大学附属高校を経て同大学を首席卒業、同大学院修了。学内にて安宅賞、アカンサス賞、三菱地所賞受賞。ロームミュージックファンデーションの助成を得て、今夏ウィーン国立音楽大学大学院を修了。ヨーロッパ各地のマスタークラスで研鑽を積み、ドイツのカールフレッシュアカデミーにて「Brahms Preis」を受賞。

小関 郁(第2ヴァイオリン) KOSEKI Fumi,2nd’Violin
*第7回東京音楽コンクール弦楽部門入選
第13回日本クラシック音楽コンクール第4位。第7回東京音楽コンクール入選。東京藝術大学卒業時に同声会賞を受賞。東京フィル、藝大チェンバーオーケストラ等と共演。室内楽ではカルテット・ヴェーネレとして原村、リゾナーレ室内楽セミナーにて緑の風奨励賞及びハイドン賞、ウィーン国立音大主催夏期国際講習会にてArtis Preis(第1位)を受賞、松尾学術振興財団より第17回音楽助成金を受ける他、多くの演奏会に出演。東京藝術大学附属高校、同大学を経て2012年同大大学院を修了。同年9月より東京交響楽団ファーストヴァイオリン奏者。松原勝也氏に師事。現在はオーケストラ、室内楽奏者としての活動の他、後進の指導にもあたっている。

冨田 大輔(ヴィオラ) TOMITA Daisuke,Viola
愛知県立芸術大学を経て、東京藝術大学音楽学部を卒業。同大学院修士課程修了。第3回みえ音楽コンクールヴィオラ部門第1位。第13回日本クラシック音楽コンクール弦楽部門全国大会第4位。小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトや東京のオペラの森に出演のほか、草津夏期国際音楽祭やアフィニス音楽祭などに参加。大学院に在学中、選抜され藝大室内楽定期に度々出演。原村室内楽セミナーでは最優秀で「緑の風音楽賞」を受賞し、奨学金を受ける。また、関西フィルハーモニー管弦楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団では客演首席奏者として活躍中。これまでにヴィオラを野上皁三博、兎束俊之、川崎和憲、岡田伸夫の各氏に師事。

伊藤 文詞(チェロ) ITO Fumitsugu,Cello
神奈川県出身。5歳よりチェロとピアノを始める。東京藝術大学を経て、同大学大学院修了。学内にて同声会新人賞を受賞。2010年第9回ビバホールチェロコンクール第2位。2008年~2010年N響アカデミーに在籍。これまでに、若い人のための「サイトウ・キネン室内楽勉強会」、「青少年のためのオペラ」、小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトⅦ「カルメン」、赤穂国際音楽祭、姫路国際音楽祭、北九州響ホールフェスティバル、別府音楽祭などの音楽祭に出演。これまでに山崎伸子、河野文昭、藤森亮一の各氏に師事。現在ソロや室内楽をはじめ、国内主要オーケストラの客演首席奏者としても活躍。2012年9月より東京交響楽団首席チェロ奏者に就任。

高橋 洋太(コントラバス) TAKAHASHI Yota,Cnntrabass
青森県生まれ。桐朋学園大学、同研究科修了と同時に東京都交響楽団に入団。コントラバスを池松宏、山本修、中田延亮、D・マクティア、E・ヴァイセンシュタイナー、J・リノヴィツキの各氏に、オーケストラ、室内楽を西田直文、加藤和子の各氏に師事。2005年青森市民文化顕彰受賞。小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトに参加。2007年、東京・青森にてデビューリサイタルを開催し絶賛を博す。これまでにアフィニス夏の音楽祭、サイトウ・キネン・オーケストラ、東京・春・音楽祭ー東京オペラの森に参加する。現在、東京都交響楽団コントラバス奏者として活動する他、オーケストラMAP’Sメンバー、ソリストとしても各地でリサイタル、デュオの演奏会等を開催するなど、ソロ、室内楽と幅広く活躍している。

0 件のコメント: