22年6月1日(火)
東京女子大学にて
中央大学教授 山田昌弘教授の
「少子高齢化社会の課題」の講演を受講
レジュメから
リスク化する家族
現在70歳 95%が結婚、離婚10%程度
現在20歳 生涯未婚が25%(無子率40%)、離婚三分の一
結婚して子供を持って、離婚しない 40%
自由、多様化、強いられた多様化、強者の自由
自分の希望するライフスタイルが実現しない可能性
家族でさえももてなくなる可能性
今日の報道によれば、未婚女性に専業主婦指向が特に20代で急増とあったが
実際は、未婚男性で年収600万円以上は3.5%に過ぎず
見果てぬ夢が実態のようである。
日本社会の貧困化が少子化を加速させている。
6月1日より子供手当が支給されているが
貧困が原因で結婚ができないため
恵まれた層をさらに裕福にすることになる。
貧困な独身者をなんとかしないと少子化を改善することは出来ない。
多額の税金が投入されているが
本来の政策目標としては無駄となっている。
日本の未来は暗そうである。
*なお1996年頃までは
正社員が親離れせず裕福な独身生活を謳歌しており
これをパラサイト・シングルの時代と名付けていたようであるが
1997年以降急速に不況化し、独身者が貧困化し
いまでは失業者・非正規労働者のため親に寄宿しないと
生活出来ない層が急増し結果的に
パラサイト・シングルの定義が激変しているとのこと。
日本は貧困化している。(特に若い人中心に)
明るい展望はあるのだろうか?
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