平成26年4月7日(月)
朝、10時過ぎに新国立劇場に行き
『マニラ瑞穂記』のZ席券を購入する
1500円から1620円に消費税の関係で
値段が上がっていたが、
それでも安く芝居を観れるのは嬉しい
開演は14時なので暫くぶらつくことにする
『マニラ瑞穂記』は、1898年(明治31年)のマニラが舞台。
明治中期、フィリピンではスペインの植民地支配から逃れようとする独立運動が起こっていた。独立勢力に共鳴し日本から渡ってきた志高き若者達や、活路を求め南方へ流れてきた者達が、戦火激しいマニラの日本領事館に集まる・・・。東南アジア各地で大活躍した実在の”女衒(ぜげん)”村岡伊平治をモデルとした秋岡伝次郎を中心に、領事、軍人、志士、そして娼婦を通して、時代の流れ、それに巻き込まれる民衆の哀しさ、たくましさが浮き彫りになる。
演出は多彩なジャンルで才能を発揮している栗山民也。
ベテラン俳優たちとともに多くの新国立劇場演劇研修所修了生たちが出演。
重厚な題材ながら、秋元松代の細やかな視点と軽妙な会話で紡ぐ人間群像劇。
第1幕の約1時間は芝居に入って行けずにじりじりしながら見入る。
休憩時間に近くのコンビニでチョコ菓子を買い少し元気が出る。
後半の第2幕は次第に面白く感じられフィナーレに向かって気分が高揚してきた。
全体を通せば、なかなか面白かった。
四方に観客席があり、見る場所により印象が違ってくるのでは。
16時45分頃に芝居が終わり、17時くらいからシアター・トークが開かれる。
司会は、中井美穂。芸術監督の宮田慶子、ベテラン?俳優の千葉哲也、山西惇、若手俳優の古河耕史、高島レイが参加。
約1時間に渡って面白いトークを楽しめた。
18時頃終了。
1620円で約4時間楽しめた。満足。
『マニラ瑞穂記』
あてらはもう、とうに破滅しとるんやで。これより先きへは落ちられんとこへ落ちるのや
新国立劇場小劇場
作:秋元松代
演出:栗山民也
出演:
千葉哲也 山西 惇 稲川 実代子
古河 耕史 高島 レイ 前田 一世 宇井 晴雄 今泉 薫 藤井 咲有里
長本 批呂士 今井 聡 木原 梨里子 斉藤 まりえ 仙崎 貴子 原 一登
日沼 さくら 大里 秀一郎 梶原 航 片桐 レイメイ 林田 航平
東京オペラシティも新緑が綺麗
小劇場前
本日は特別アンケート実施日
舞台装置模型
ホワイエ
アンケート提出で頂いた粗品のボールペン
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