2014年5月15日木曜日

旧東京音楽学校奏楽堂 藝大生による木曜コンサート 第297回 【弦楽】 ~チェロアンサンブルによるパウ・カザルス~

平成26年5月15日(木)


旧東京音楽学校奏楽堂
藝大生による木曜コンサート

第297回
【弦楽】

~チェロアンサンブルによるパウ・カザルス~

20世紀最高のチェリスト、パウ・カザルス(1876~1973)は、優れた指揮者でもあり、また作曲家だった。その作品はチェロ曲から室内楽曲、オーケストラ曲、合唱曲、オラトリオに至るまで多種にわたっている。今日はそのカザルスによる作曲、そして編曲された作品をチェロばかりによるアンサンブルで演奏する。

平成26年5月15日(木)
開演:午後2時

入場料:500円
会場:台東区生涯学習センター2階 ミレニアムホール

【曲目】

1.カザルス:カニグーの聖マルタン祭
(佐古、佐藤、田邊、福本、山本)
 原曲はカザルスの故郷であるカタロニアの国民的舞踊「サルダーナ」のスタイルで1943年に書かれたピアノ曲。その後1950年に作曲者自身によって室内オーケストラのために編曲、さらに弟のヴァイオリニストで作曲家のエンリケ・カザルスにより、5パートのチェロ合奏のために編曲された。

2.カザルス:すべての人よ
(佐藤、山本、ムンステル、福本、佐古)
 1932年に合唱曲として作曲。5台のチェロへの編曲は河野文昭。

3.カザルス:鳥の歌
(山本、ムンステル、福本、佐藤)
 カザルスの代名詞となった曲。国連の会議場で世界平和を訴えた95歳のカザルスの演奏で一躍有名になった。4台のチェロへの編曲は河野文昭。

4.東方の三賢人
(河野、佐藤、山本、福本、佐古、中木)
 オラトリオ「エル・ペセーブレ(かいば桶)」(1943年作曲、1960年初演)の中の合唱曲。6パーツのチェロへの編曲は、カザルスの弟子でチェリストのドルフ・フォン・トーベル。

ーーー休憩 15分ーーー

5.フォーレ(1845~1924):夢のあとに Op.7-1
(中木、佐藤、山本、田邊、福本)
 1865年に作曲。R.ビュシーヌの詩につけられた旋律をカザルスはチェロとピアノのために編曲し、現在でもチェリストにとって大切なレパートリーになっている。5台のチェロのアンサンブルへの編曲は、ドイツのチェリスト、ウェルナー・トーマス・ミフネ。

6.ワーグナー(1813~1883):夕星の歌 歌劇「タンホイザー」より
(河野、佐古、田邊、ムンステル、山本)
 1845年に書かれたオペラ「タンホイザー」の第三幕でヴォルフラムによって歌われる有名なアリアを、カザルスはチェロとピアノのために編曲し、自身愛奏していた。5台のチェロへの編曲は河野文昭。

7.カザルス:サルダーナ
(中木、山本、佐藤、ムンステル、福本、河野、田邊、佐古)
 おそらく1920年代の半ばに書かれた、今日唯一のチェロアンサンブルのためのオリジナル作品。

(アンコール)
8名で演奏する。

【出演】

河野 文昭(東京藝術大学 教授)
中木 健二(東京藝術大学 准教授)
佐古 健一(東京藝術大学 大学院修了)・・・京都大学卒業
佐藤 有沙(東京藝術大学 大学院修了)
田邊 純一(東京藝術大学 大学院修士2年)
山本 直輝(東京藝術大学 大学院修士2年)
レネ・ファン・ムンステル(東京藝術大学 大学院修士2年)・・・オランダよりの留学生
福本 真琴(東京藝術大学 大学院1年)

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