2014年3月23日日曜日

第100回 城西病院 ホスピタリティコンサート ~第100回記念コンサート~ 尾池亜美:ヴァイオリン、田村響:ピアノ

平成26年3月22日(土)
 
荻窪駅から青梅街道を歩いて四面道交差点の
所にある城西病院のホスピタリティコンサート
が100回目
記念コンサートに地元のヴァイオリニスト尾池亜美さんが
登場
 



19時開演、18時30分開場だが、混むかと思って17時20分頃に病院前に行ってみたら誰も並んでいない。整理券配布が18時30分となっていた。
少しぶらぶらして戻ってくると数名並び始めていたので列に並ぶ。
少しするとみるみる並ぶ人が多くなり、途中からドアの外に出て屋外に並んでいる。今日はそんなに寒くないが屋外は大変だ。
余りの混雑に本来は整理券の番号順に入場するはずが思ったようにならなかったようだ。
本来70名定員となっていたが、席を確認しながら順に誘導していた。100名以上は入ったのでは。なにせ病院の待合室なので演奏者が見えない席も多いようだ。
尾池亜美さんはパープルのドレスで颯爽と登場。自信溢れる演奏ぶりで聞き惚れた。
演奏曲目の選択も素晴らしかった。
アンコールも含めて約2時間たっぷりと楽しんだ。

第100回 城西病院
ホスピタリティコンサート

~第100回記念コンサート~

ヴァイオリン:尾池亜美
ピアノ:田村 響

2014年3月22日(土)
19:00~20:55
杉並区 城西病院ロビー

プログラム

J.ブラームス(1833~1897):ヴァイオリンソナタ第2番 イ長調 op.100

J.S.バッハ(1685~1750):シャコンヌ
                    (無伴奏ヴァイオリンパルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004
                     より)

ーーー休憩 15分ーーー

E.イザイ(1858~1931):無伴奏ヴァイオリンソナタ 第3番 ニ短調 op.27
                  「バラード」(ジョルジュ・エネスコに)

C.サン=サーンス(1835~1921):ヴァイオリンソナタ第1番 ニ短調 op.75

(アンコール)
司会者より突然の振りでピアノソロ曲を要望され楽譜を渡されて田村さんが演奏する。
100回記念なので作品番号100を探したらブルグミュラーの「25の練習曲」が100番だった。
とのこと。きっと若いころに練習したことがあるので大丈夫だろう。と。そして田村さんも断らず。

ブルグミュラー:25の練習曲 op.100 より
25 貴婦人の乗馬

19 アヴェマリア

 2 アラベスク(尾池亜美さんも一緒に即興演奏)

・・・本来のアンコール曲。
尾池さんがこれまでは真面目な曲ばかりだったので最後に弾けたいといって

サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン

ブラボーで終わる。

プロフィール

尾池 亜美 (おいけ あみ  ヴァイオリン)
1988年東京生まれ。3歳より叔母山下真澄の手ほどきによりヴァイオリンを始める。6歳より父の転勤とともにスイスに2年間在住、ハビブ・カヤレイ氏に師事。11歳でジュネーヴ音楽祭にてマドレーヌ・オーケストラと共演。帰国後、石井志都子氏に師事。第11回日本モーツァルト音楽コンクールに最年少で入賞。
東京藝術大学付属高校、同大学にて澤和樹、ジェラール・プーレ、オレグ・クリサの各氏に師事。安宅賞、アカンサス賞、同声会賞を受賞し卒業。
ロームミュージックファンデーションの奨学生として渡欧、スイス・ローザンヌ高等音楽院にてピエール・アモイヤル氏に師事、修士課程修了。イギリス・王立北音楽院に奨学生として招かれ、ヤイル・クリス氏に師事、I.A.ディプロムコース修了。
第11回江藤俊哉ヴァイオリンコンクール優勝、第78回日本音楽コンクール第1位、聴衆賞ほか受賞。第19回青山音楽賞バロックザール賞受賞。また海外では、2011年第2回RNCMマンチェスター国際ヴァイオリンコンクール優勝、委嘱課題曲最優秀演奏賞。2013年、第12回カール・フレッシュ国際ヴァイオリンコンクールにて第2位。
コンサート・ヴァイオリニストとして、国内のみならずイギリス、スイス、セルビア、韓国など各国でリサイタルを開催、ソリスト、室内楽奏者として各種演奏活動を展開。これまでに新日本フィル、東響、日本フィル、関西フィル、藝大フィル、東フィル、京都市響、ロイヤル・リヴァプール・フィル、ローザンヌ室内オーケストラ、カメラータ・ローザンヌ、ジュール響と競演。
「城西病院ホスピタリティコンサート」には第2、36、44そして56回に出演している。
(使用楽器 Ferdinandus Gagliano Filius 1779)

田村 響 (たむら ひびき  ピアノ)
2007年10月パリで開催された世界的なコンクールのひとつであるロン・ティボー国際コンクールにおいて、弱冠20歳で第1位に輝く。併せて、ショパン、フォーレ、ラフマニノフの協奏曲、新曲課題の最優秀演奏者に贈られる各賞を受賞、一躍世界に注目されるに至った。以来、世界各国の音楽祭に招かれたほか、N響、大阪フィル、神奈川フィル、関西フィル、九響、京響、群響、新日本フィル、都響、名古屋フィル、日本フィル、山形響、カンヌ管弦楽団、ケルン放送交響楽団など各国のオーケストラと共演。また、リサイタルをカイロ、上海、台北、デュッセルドルフ、ボルドー、ライプツィヒ、そして日本各地で行う。
1986年愛知県安城市生まれ。3歳よりピアノを始める。愛知県立明和高校音楽科を卒業後、18歳で渡欧。ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学への留学を経て、現在は大阪音楽大学大学院に在学中。日本を拠点としながら国際的な演奏活動を展開している。
これまでに、深谷直仁、清水皇樹、クラウディオ・ソアレス、クリストフ・リースケの各氏に師事。
2003年度アリオン賞、第14回大幸財団丹羽奨励生、(財)江副育英会奨学生、2006年第16回出光音楽賞、2008年文化庁長官表彰・国際芸術部門、2009年第10回ホテルオークラ音楽賞受賞。
(使用楽器 BECHSTEIN D280)

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