2014年6月22日日曜日

逢坂裕:指揮、伊東裕:チェロ、指揮:高関健 東京藝術大学 奏楽堂 モーニング・コンサート 第5回 2014.6.19

平成26年6月19日(木)

東京藝術大学
奏楽堂
モーニング・コンサート

第5回

2014年6月19日(木)

11:00 開演
東京藝術大学奏楽堂

指揮:高関 健
管弦楽:藝大フィルハーモニア

前半
◆逢坂 裕(4年:作曲) Yutaka Osaka
Introspection(演奏時間約10分)

Instrospection・・・内観、内省と言う意味

自身のこれまでの音楽体験を振り返り、どのような音楽を好んできたのか、これからどのような音楽を作っていきたいのか、という趣旨で命名。

振り返った音楽体験を現代音楽の語法に置き換え、新たに語り直す、という意図を持って作曲。

プロフィール
青森県生まれ。
作曲を安良岡章夫、松本日之春の各氏に師事。
2004年、社団法人日本吹奏楽指導者協会より下谷賞受賞。
2014年、学内にて長谷川良夫賞受賞。
現在、東京藝術大学音楽学部作曲科4年在学中。

後半
◆伊東 裕(4年:チェロ) Yu Ito
ドヴォルジャーク:チェロ協奏曲 ロ短調 作品104(演奏時間約40分)

この曲の魅力。
ドヴォルジャークが人間の声の領域に最も近いチェロを主役とするこの曲に込めた二つの<思い>。
一つは「故郷」という“いつかは取り返せるもの”への<思い>。ボヘミヤに帰ることで取り返すことのできた「喜び」。
もう一つは「思い出」という“決して取り返せないもの”への<思い>。死という別れによって本当の意味で遠い過去の存在になってしまった「悲しみ」。
この二つの強い気持ちがこの曲を類を見ない魅力的な傑作にしている。

プロフィール
奈良県出身。日本演奏家コンクール小学生部門第1位及びグランプリ受賞。大阪国際音楽コンクール中学生部門第1位。第77回日本音楽コンクールチェロ部門第1位及び徳永賞受賞。
藝大にて福島賞、安宅賞受賞。
斎藤建寛、向山佳絵子、山崎伸子、中木健二の各氏に師事。
現在、東京藝術大学4年在学中。

指揮者:高関 健  Ken TAKASEKI
桐朋学園大学卒業。ベルリン・フィル・オーケストラアカデミーに留学後、カラヤンのアシスタントを務め、タングルウッド音楽祭でバーンスタイン、小澤征爾らに指導を受けた。1083年ニコライ・マルコ記念国際指揮者コンクール第2位、84年ハンス・スワロフスキー国際指揮者コンクール優勝。翌年、日本フィル定期演奏会で日本デビュー。
現在、京都市交響楽団受任首席客演指揮者、群馬交響楽団名誉指揮者、東京藝術大学招聘教授。

藝大フィルハーモニア(東京藝術大学管弦楽研究部) Geidai Philharmonia,Tokyo
 藝大フィルハーモニアは東京藝術大学に所属するプロフェッショナル・オーケストラであり、オーケストラ演奏を専門とする演奏研究員によって組織されている。

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