2012年8月23日木曜日

認知症か 単なる物忘れか 「忘れた」自覚あれば大丈夫 毎日新聞・夕刊より 備忘録

平成24年8月23日(木)
毎日新聞・夕刊より
(医療ライター・福島安紀さん)

認知症か 単なる忘れか
「忘れた」自覚あれば大丈夫

・・・単なるもの忘れは、きっかけがあれば思い出せるのに対し、認知症だと記憶そのものがすっぽり抜け落ちた状態になる。

◆加齢によるもの忘れと認知症の違い◆

●加齢が原因
□知っている人の名前が思い出せない
□おととい食べたものがしばらく思い出せない
□もの忘れを自覚している
□大事なものをどこにしまったか分からないが、探そうという意志はある
□電話で受けた伝言を伝え忘れる
□漢字の書き方を思い出せない

●認知症の初期症状
□家族の名前が思い出せない
□昨日の出来事を忘れる
□日付が分からない
□もの忘れをしたという自覚がない
□風呂、電気、ガスの消し忘れが多い
□身だしなみに無頓着になった
□簡単な計算ができない
□薬の量、飲んだ回数が分からない

認知症の予防はできるのか。
聖マリアンナ医科大学病院認知症治療研究センター長(神経精神科学教授)の山口登さん。
「糖尿病、高血圧、高脂血症といった生活習慣病は、アルツハイマーや、認知症を引き起こす脳血管疾患のリスクを高めます。認知症にならないためにも生活習慣病の改善が大切です」とアドバイス。

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