2011年3月15日火曜日

朗読とギター・デュエットによる舞台劇 「月光の海 ギタラ」

劇団俳優座公演 No.307
紀伊國屋書店提携公演
 
朗読とギター・デュエットによる舞台劇
「月光の海 ギタラ」
 
企画:加藤剛
原作・脚本:毛利恒之(小説「月光の光」講談社文庫)
演出:藤原留香
 
2011年5月14日(土)-23日(月)
紀伊國屋ホール(新宿)
料金:一般A席5,250円/B席4,200円/学生(B席のみ)3,675円
 
出演:
加藤剛
川口啓史
川内浩
斉藤淳
脇田康弘
頼三四郎
宮川崇
森尻斗南
 
阿部百合子
島美布由
小澤英恵
小澤木の美
 
ギター演奏:
長野剛(11弦)
クリスティーナ・トラヴロプールー(6弦)
 
 沖縄の孤島西ノ小島(いりのこじま)、黒潮洗う白い岸(ギタラ)で何が起きたのか。米軍艦船への体当たりに失敗した若き特攻隊員・速水圭一郎(頼三四郎)は、不時着後、過酷な運命に翻弄される。
 迫る米軍の上陸、自決か捕虜か -
 戦後半世紀を経て思い出の島にやって来た速水圭一郎(加藤剛)は白い崖に再び立つ。
 海を見つめる彼の胸に去来するものは…
 “西の小島は、地図にはない。小説は、しかし、実在するひとびとの体験に拠っている。”と、小説のむすびで書かれているとおり戦没者を悼み、平和を願って、自らの苦い戦争体験、戦後体験を語った多くの人々の想いが込められています。特攻隊員の、秘めてきた苦悩の足跡を追う、『月光の夏』につづく感動小説です。
 この小説を読んで感動し、舞台化を望んでいた加藤剛本人が企画し、原作者の毛利恒之氏の脚本で舞台化します。
 
原作・脚本:毛利恒之(もうりつねゆき)
作家・脚本家。1933年福岡県生まれ。1964年、脚本「十八年目の招集」で第1回久保田万太郎賞を受賞。一台のピアノをめぐる特攻秘話を描いた小説『月光の夏』(神田征二郎監督・仕事、1993年)は全国4000ヵ所で210万人以上を動員するヒット作となった。また自らの企画・脚本で舞台化した『ピアノソナタ「月光」による朗読劇/月光』(劇団東演ほか)は2003年から公演が続く。
小説『月光の海』は『月光の夏』に続く感動扁で、『青天の星』(光人社)、『ユキは17歳 特攻で死んだー子犬よさらば、愛しきいのち』(ポプラ社)とともに特攻4部作の一つ。
ほかに連作ノンフィクション『地獄の虹 新垣三郎/死刑囚から牧師に』『虹の絆 ハワイ日系人母の記録』(毎日新聞社、講談社文庫)『恋ひ死なむ 殉愛のキリスト者手島郁郎』(ミルトス)などがある。
 
企画:加藤剛
原作・脚本:毛利恒之
(小説「月光の海」講談社文庫)
演出:藤原留香
音楽監督:長野剛
美術:宮下卓
照明:石島奈津子
効果:勝見淳一
衣裳:石川君子
演出助手:落合真奈美
舞台監督:石井道隆
制作:下哲也
    沖真裕子
協力:同行社
アートライン・プロモーション
みなと・9条の会
世田谷・九条の会

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